認知症リスクが最も低い睡眠時間
こんにちは、らっくの豊川です。
先日、NHKで放送された認知症に関する番組をみましたが、先週民放で放送された『 主治医が見つかる診療所 』でも認知症について特集されていました。
本日は、『 主治医が見つかる診療所 』で放送された内容をざっくりとですがここでシェアさせていただきたいと思います。
まず、認知症の診断者数を年齢別でわけると、
65~69歳 2.2%
70~74歳 4.9%
75~79歳 10.9%
80~84歳 24.4%
85歳以上 55.5%
となっており、80歳以上になると、急に人数が増え、80~84歳では4人に1人、85歳以上では2人に1人以上の割合になっていることがわかります。
普段、我々が生活していると、脳にゴミがたまっていきます。
そのゴミがたまりすぎると、脳の細胞が破壊され、認知症を引き起こすといわれており、そのゴミの正体はアミロイドβ(ベータ)と呼ばれるたんぱく質の一種です。
このアミロイドβが認知症の原因になっているといわれていますが、アミロイドβは認知症の発症の約20年前から徐々に増え続けているそうです。
つまり80歳で認知症になる方は、60歳くらいからアミロイドβが段々と増えているということです。
では、脳にたまったゴミであるアミロイドβはいつどうやって排出されているのかといいますと、それは睡眠中です。
睡眠中に、脳の中にある脳脊髄液といわれる液体が脳のゴミを押し流してくれているのです。
ここで大事になってくるのが、睡眠時間です。
睡眠不足の方が多いと思いますが、脳を掃除するための理想の睡眠時間は約7時間です。
7時間が認知症のリスクが最も低いとされ、睡眠時間が6時間以下になると、認知症になるリスクは1.36倍も上がるそうです。
では、7時間以上寝ると良さそうに思いますが、それもダメなようで、8時間以上になっても認知症リスクは7時間のときと比べて1.27倍になるということです。
ただ単に寝る時間を確保すれば良いというわけでもなく、睡眠時間プラス、ぐっすり眠る睡眠の質が大事です。
眠った後はコントロールすることはできないので、やはり寝る前に何をするかが重要になってきます。
番組に出られた医師の先生は、睡眠の質を上げる方法として、寝る約1時間前に38~40℃くらいのぬるめのお風呂に入っているそうです。
その他の方法としては、寝る直前にはスマホをみない、過度な飲酒はしないということがあげられていました。
認知症は発症の20年前からはじまっていると考えると、「まだまだ若いから大丈夫」と言っていられなくなる年ごろになってきました。
やはり大事なのは、睡眠時間です。
なかなか難しい方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、できるだけ7時間に近づけるように睡眠時間をとることを心がけてみて下さい。
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