首の下がしんどい肩こりの原因
こんにちは、らっくの豊川です。
肩こりでお悩みの方、非常に多いです。
何人ものお身体に触れているとわかりますが、 「肩こり」と一括りにいっていますが、 実は「肩」のどのあたりがしんどいのかは、人によって微妙に違います。
肩の上のところがしんどいとか、肩甲骨の横あたりがしんどいのか。はたまた、肩と言いつつ、実は首の方がガチガチであったりとか。
今日は、肩こりの中でも多いと思われる症状について見ていきたいと思います。
それは、首後ろの下の付け根あたりがしんどいというタイプの肩こりです。
体で示すとこのあたりです。
このへん、メッチャしんどくなる方いませんか。
あくまでも私個人的な意見になりますが、このあたりがしんどい人は2つの原因があると考えています。
①頭を下に下げることが多い
頭の重さがどれくらいあるかご存知でしょうか。
人にもよりますが、実は体重の約10%くらいあるといわれています。
体重の約10%といいますと、ボーリングの球くらいです。正月前に私もボーリングしましたが、ボーリングの球って結構重たいです。
首の上に、その重たいボーリングの球が乗っていると想像してみてください。
頭を下に下げるということは、そのボーリングの球を前下におろし、首、そして肩でその重みを支えているということになります。
この首の下が重だるくなる肩こりの人に多いのは、デスクワークでよくパソコンをする人。そして、スマホをよく使っている人です。
最近ではスマホをよく使いますが、スマホを使っているときの姿勢、特に首の位置がどうなっているか意識してみてください。ほぼ必ず首を前に倒しているはずです。
前に倒すということは、後ろに負荷がかかっているということです。
つまり、上の図で示しているところに負荷を大きくかけながら、頭を下に下げているのです。
②猫背
首の下あたりがしんどい人のお身体をみると、ほぼ100%、猫背傾向で肩甲骨が正常な位置よりも外側に広がっています。
これはどうして起こるかといいますと、両腕を前にしていることが多いからです。
両腕を前に伸ばすと、体の構造上、肩甲骨は外に広がります。
パソコン、スマホ、あと多いのが車の運転、家事などでもありえますが、人は作業するとき両腕を前に伸ばすことが多いです。体の後ろに両腕を伸ばして作業する人っていないですよね。
両腕を前に伸ばす時間が長い、つまり同じ姿勢が長いと筋肉は疲れて硬くなります。外に広がった肩甲骨をそのまま外に広がったまま、筋肉が固まり、肩甲骨が外にあるまま固定してしまうのです。
肩甲骨を真ん中にして、背骨側の筋肉と、腕側の筋肉が肩甲骨を引っ張って綱引きしている状態です。腕側の筋肉の引きが強くて、肩甲骨が外側にいくことによって、負けた方の背骨側の筋肉がヘロヘロに疲れるためにしんどく感じるのです。
では、どうすればしんどいのがマシになるか。
①に関しては、パソコンするとき、スマホをするときに首(頭)の位置をまっすぐにすることを心がけることです。
気づいたら前気味になっていることが多いでしょうが、意識してまっすぐに直してください。特に、スマホの場合は目の高さ、少なくとも口くらいの高さまでスマホをもってくるということが大切です。
②に関しては、肩が前に巻き込んでいるのを、後ろにする、つまり胸を伸ばすようなストレッチをすることが大切です。
田舎の農家で田植えをしているおばあちゃんを想像してみてください。
腰をかがめて田植えをしているので、腰が前に曲がったおばあちゃんを想像できるかと思います。
腰が前に曲がっている状態は、肩でいえば、猫背、巻き肩の状態と同じなのです。
肩が前に巻き込んで肩こりでしんどいのに、胸を伸ばして肩を後ろにしないのは、腰が前にかがめて腰がしんどいのに、腰を後ろに反らして伸ばさないのと同じなのです。
正直な話、首の下あたりがしんどい肩こり以外の肩こりも、大抵この二つが原因になっていることが多いです(特に②)。
肩こりは絶対マシにならない、なんてことはないと思っています。
文章ではちょっとわかりにくいという方は、直接お伺いいたします。
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